旬の栄養クイズマガジンTOP > 健康県民性
京都府民の“健康県民性”とは?
都道府県別統計データを見ると、健康にも県民性がみえてきます。
今回は、京都府民の健康に注目してみました!
ガンと心疾患に注意
京都府の生活習慣病の死亡率は全国36位と低く、疾病別にみても、糖尿病、高血圧、脳血管疾患は40位以下と低いのですが、がんは27位、心疾患(心筋梗塞や心不全など、高血圧症を除く)も28位で全国平均を上回る水準です。京都府民は、生活習慣病についてはそれほど心配することはありませんが、がんと心疾患に関しては注意が必要でしょう。がんと心疾患の予防のためには、肥満の解消、毎日少なくとも30分の運動、砂糖入り飲料やフルーツジュース、ファーストフードの摂取制限、野菜や果物と、食物繊維を摂取するための精白されていない全粒穀物(玄米など)と豆を食べる。牛・豚・羊肉を制限して、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避け、鶏肉や魚を食べる。アルコールや塩分を控える。そして、タバコを吸わないことと言われています。
京都の人は生鮮野菜の摂取量が全国13位と食べているほうですが、生鮮果物は全国33位とあまり食べていません(京都市 世帯当たり購入量「家計調査」2008年?2010年平均)。最近の調査では、野菜の摂取量は、男性29位、女性31位なので、もっと野菜を摂らなければなりません。さらに、時々でもいいから玄米や雑穀を食べたりすること。肉類では、牛肉は6位、ハム12位とよく食べているので減らすこと。逆に魚は26位なのでもっと摂ること。アルコール合計9位(2009年度成人昼間人口一人あたり。国税庁の都道府県別の販売(消費)数量をもとに計算)と結構飲む方なので、少し減らした方がよいでしょう。
- 健康・ダイエット対策
- 健康やダイエットでは、食餌療法と運動療法がポイントです。京都の人は肥満の人が少ない(41位)し、全身運動のプールでの水泳をしている人は全国平均より多いですが、油断は禁物です。ジョギングやマラソンをしている人は全国並みですが、していない人は是非始めてください。一日の歩数は男性が11位(約7千歩)、女性は16位(約6千歩)と順位は上の方ですが、まだまだ足りません。一日一万歩を目標にしましょう。ビジネスマンやOLの人は、ひとつ前の駅で降りて歩くとか、なるべくエスカレーターやエレベーターにのらないで階段を歩くこと。主婦なら、平日はスーパーまで歩いて買い物に行くなどすればよいでしょう。京都市交通局によると、地下鉄駅の場合、ホームから地上までの階段の段数平均が東西線(13駅)118.6段、烏丸線(15駅)96.8段。一番段数の多い蹴上駅が173段、段数の最も少ない北山や十条駅でも83段あるそうなので、この階段を颯爽と歩くだけでも筋肉がついてきます。筋肉量が増えると基礎代謝も増えるので、より多く脂肪は燃焼します。また、ボウリングや体操をする人は全国平均より多めです。回数を増やすのもいいですね。
京都の人はプライドが高く見栄っ張り。肥満の人や肥満っぽい人は、みんなの前でダイエット宣言をすれば、続けざるを得なくなるのではと思いますが…。世間体を気にする人が多いので、身体のラインがハッキリ出る服装にするのも、運動が長続きする秘訣です。女性は和生菓子や洋生菓子が好きな人が多いので、なるべく量を減らすか、食べたら運動する習慣をつけてください。
(2009年 厚労省の疾病別都道府県別死亡者数 10万人当たり)
